中央区小学校伝統芸能出前授業プロジェクト

今年度新たな試みとして中央区小学校伝統芸能出前授業プロジェクトに取り組みました。これは、中央区の小学校で落語と講談の授業を行い、子供たちに日本の古典芸能に触れる機会を作り、日本文化の奥深さを知って頂きたいという趣旨で行うものです。

１０月１８日に中央区月島第一小学校で落語授業、１１月１５日に月島第一小学校で講談授業、１１月２１日は月島第二小学校で落語授業を行いました。落語は真打の笑福亭里光さん、講談は女性講談師の神田紅佳さんに来て頂き、小学生を前に披露して頂きました。また、体験コーナーでは、生徒たちが扇子や手ぬぐいを使った落語の所作を習い、高座に上がって披露するなどして、落語家気分を味わうこともできました。講談では、「やぁやぁ、我こそは…」と講談特有の名乗りや張り扇の叩き方を教わり、生徒たちが高座に上がって講釈台を叩いて名乗りを上げる姿は、まさに小さな講談師の誕生でした。

日頃、テレビやYouTube、ゲームなど映像に慣れ親しんでいる子どもたちが「言葉」だけで自分のイマジネーションを膨らませ、落語や講談の世界に引き込まれていく様子を見ると、有意義な授業だったと思いました。

このプロジェクトは、月島第一小学校、月島第二小学校、月島第三小学校でそれぞれ落語と講談の出前授業を行い、計６回行います。なお、このプロジェクトは当クラブのスポンサークラブである東京築地ロータリークラブさんと合同で行いました。