第3回ウルトラ・ユニバーサル野球大会

第3回ウルトラ・ユニバーサル野球大会

第3回ウルトラ・ユニバーサル野球大会が開催されました

「重い病気や障がいがあっても、みんなで一緒にプレイボール!」

9月21日、東京中央ロータリークラブが昨年から支援している「ウルトラ・ユニバーサル野球大会」の決勝戦が行われました。

これまで、重い病気や障がいのある子どもたちが自分で野球を楽しむことは難しいとされてきました。しかし、「ウルトラ・ユニバーサル野球」は、その夢を実現する新しい形の野球です。

大会の舞台は、両翼約5メートルの特大サイズの野球盤。バットはバネ仕掛けで、ストッパーを外すと自動でスイングします。ホームベース上で回るボールを打ち、そのボールが止まった場所で「ヒット」や「アウト」などの判定が決まります。

さらに、わずかな指の動きでスイッチが作動するパソコンや、視線で操作できる入力装置などの最新テクノロジーを使うことで、寝たきりの子どもたちでも遠隔でバッティングが可能に。日本全国どこからでも選手として大会に参加できるようになりました。

今年で第3回目を迎えるこの大会は、全国から18チーム、130人の選手が参加し、年々規模が大きくなっています。決勝戦は国立成育医療センターの講堂。特大の野球盤を設置し、元NHKアナウンサーの内多勝康さんが第1回大会から実況を担当しました。今回のゲストは元プロ野球選手の岩隈久志さん。初めて見るウルトラ・ユニバーサル野球の激しい攻防戦に驚きと感動を隠せませんでした。

決勝戦では、静岡代表の「静岡ちゃベアーズ」が千葉代表の「サウザンドリーフ」を14対9で破り、見事初優勝を果たしました。

野球をあきらめていた子どもたちや、その家族が、一打席ごとに喜びや悔しさを感じながら全力を尽くす姿は、子どもたちの成長を感じさせてくれます。子供は遊ぶ人たち。子どもは遊びの中で成長し、彼らの未来を育みます。

私たちは、この素晴らしい活動をこれからも力強く支えていきたいと思います。YouTubeで視聴ができます。ぜひご覧になって下さい。

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